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海外のしつけ事情
闘犬について考える

みなさんは「闘犬」と聞いて何を思い浮かべますか。
闘争心あふれる頑健な大型犬、人間を襲ってしまった痛ましいニュース。


また日本では高知県には闘犬を観戦できる観光施設があり、実際に見たことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。


海外の闘犬の歴史に目を向けてみると、その国の文化や時代背景を色濃く映しており興味深いものがあります。

19世紀半ば、産業や文明が急速に発展したアメリカでは、一部の人が巨額の富を得た反面、貧富の差がますます拡大していきました。

当時娯楽としては、裕福な家庭ではスポーツ観戦などを楽しんで いましたが、貧困層の間では賭け事として犬同士を戦わせる「ドッグ・ファイト」が横行。

これが闘犬のはじまりといわれています。
 
 
勝敗に多額のお金が絡むことで人々はヒートアップしてしまい、どちらか一方が死ぬまで戦わせたり、たとえ負けた犬が生きていても飼い主の腹いせに殺してしまう場合が多かったそうです。


現在のアメリカでは動物虐待にあたるとして、闘犬は法律で禁止されています。


しかしかつて闘犬として使われていたピット・ブルなどの犬種が、その気性の荒さゆえ家庭では飼いきれなくなり、飼い主がSPCA(動物愛護団体)に持ち込むケースも多いとか。


人間の都合で闘犬にさせられた結果、奪われてしまう命もあるという、という悲しい現実を忘れてはいけません。

アメリカの闘犬に対する現実をみなさんはどう思われましたか?

動物を賭け事や見せ物として利用する事の是非を問うだけでなく、動物保護や動物愛護の精神について考えてみませんか?