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海外のしつけ事情
アメリカの犬事情:SPCAって何?

日本と海外では、犬をとりまく環境にさまざまな違いがあることをご存知ですか?
 
他の先進国と比べ、動物の保護や環境整備が遅れている日本の現状は、犬と暮らす私たちにとって非常に残念なことです。
 
ペット先進国のアメリカでは、動物虐待は重い罪にあたり、保護された犬のケアにも力を入れています。
日本との大きな違いのひとつに「SPCA(動物虐待防止協会)」があります。
 
日本では保健所に連れて来られた犬たちの多くが悲しい最期を迎えてしまうのに対し、SPCAでは捨てられた犬たちを引き取り、トレーニングをして里親に出すという活動を行っています。
 

   
アメリカでは捨てられたり虐待された犬を見つけたら、まずシェルターという施設で保護し、ここで約1,2週間、ケガの治療やトレーニングを行いながら人間といっしょに暮らしていけるかどうかを判断します。

その後、家庭犬として適正が認められた犬はSPCAに移り、人間の生活環境に慣れるためのトレーニングをしながら、新しい飼い主が見つかるのを待つのです。
中には聴導犬や介助犬、セラピー犬など、その子に合った役割が与えられ、新しい人生が始まるケースもあります。
 
SPCAに見学に行った際に撮影した写真をいくつかご紹介しますが、とても清潔で明るい雰囲気があり、日本の動物愛護センターとは随分イメージが異なりますよね。
 

各犬毎に個室が与えられ、ストレスなく暮らせるように配慮されています。
 

各部屋は外にもつながっており、室内室外を自由に行き来できるようになっています。
※各部屋はブルーの目隠しがあり、隣の犬を気にせず過ごせます。
 

トレーニングが終了した犬の元には、里親候補の方が大勢訪れます。
このようなドッグランなどでいっしょに触れ合って、お互いの相性を確認する時間を持つこともできます。
 
 
人間の勝手な行動によりSPCAに引き取られた犬たちが、今度は犬と暮らすことの喜びを人間に与えていくなんて、スゴいことだと思いませんか?
 
犬を飼うことへの自覚と責任、そして犬をとりまく環境について、まだまだ日本は見習わなくてはいけない事がたくさんあるような気がしました。