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Dog-ism♪
ドッグトレーナーVS訓練士

本来なら、ドッグトレーナーと訓練士は比較するものではありません。一方で「ドッグトレーナーと訓練士は同じ職業じゃないの?」と思っている方も少なくありません。そこで、ここではドッグトレーナーと訓練士。何が違うのかを知っていただきたいと思います。


「犬のしつけ」と「犬の訓練」の違い。
「訓練士さんの前だと行儀良くきちんと言うことを聞くよい子。でも訓練士さんの姿が見えなくなった途端、言うことを聞かなくなるのはなぜ!?」

訓練士に犬のしつけを依頼した飼い主様から、このようなご相談を頂くことがあります。一体なぜこんなことが起こるのでしょうか?

実は「犬のしつけ」と「犬の訓練」には大きな違いがあります。そして少し誤解されている言葉に「ドッグトレーナー」と「訓練士」があります。Dog-ism では「犬のしつけ」と「犬の訓練」を後述のように定義し、明確に分けています。


犬のしつけはドッグトレーナーがサポート
「しつけ」とは人と犬が一緒に暮らすためのマナーを教えること。このマナーを教えるのがドッグトレーナーの仕事です。

しつけの対象は全国で年間45万頭以上も登録される家庭犬。普通のペットとして飼われている犬です。

犬と飼い主&ドッグトレーナーは親子関係に近いのが特徴です。初めて犬を飼う方やしつけが上手くいかない飼い主様のサポート役として「飼い主様の言うこと」を聞くように一緒にしつけをしていきます。

トイレやお散歩のしつけは基本。ハウスやお留守番など。人と一緒に暮らしていくためのマナーをきちんと教えていきます。

また、甘噛みや無駄吠えなどの問題行動は未然に予防することに重点を置いてアドバイスします。問題行動を治すことよりも予防が得策である、と身をもって実感しているからです。


犬の訓練は訓練士がメイン。
「訓練」とは、命令に対し、ある行動が十分身につくまで繰り返し練習させることをいいます。これを仕事にしているのが訓練士です。

対象は盲導犬、介助犬などの補助犬や警察犬。総称して使役犬といわれます。実は全国に数千頭しかいないのをご存知でしょうか。

使役犬と訓練士の関係は上司と部下。お互い仕事なので厳しく接することが基本です。犬は仕事の内容を良く理解している訓練士の命令を聞くように訓練されます。

つまり訓練士の仕事は、家庭犬のしつけに関しては専門外なのです。トイレのしつけやムダ吠えなどの困った問題行動を治したり、マナーを教えることは基本的に教わっていません。

補助犬なら目や耳、身体の不自由な人の命令を正確に迅速に実行できるように訓練します。警察犬なら警察活動のサポートなど(犯人を追跡するetc.)を訓練します。

このようにドッグトレーナーと犬の訓練士では目的や対象の犬も全く異なることがわかります。例えれば、同じフルーツでも「みかん」と「りんご」のように違うもの。みかんはミカン。りんごはリンゴなのです。


ドッグトレーナーによる犬のしつけが使役犬への理解を広げる
私たちはもっと「盲導犬」「介助犬」への理解が広がることを心から願っています。一方で、犬のしつけに困っている飼い主様が非常に多いのが現実です。

その結果、捨て犬や虐待という悲惨な問題も起きています。またペット可マンションでは「無駄吠え」や「排泄のマナー」などによるペットのトラブルも急増しているのが現状です。

でも・・・思うのです。これらの問題は「犬のしつけ」をきちんとしておけばきっと防げたはず。そうすればもっと人と犬が共に快適に過ごせるのに。このことがなくならない限り盲導犬や介助犬に対する世間の理解も進むはずがありません。

そのためにも、まずは年間45万頭も登録される「家庭犬」にきちんとしつけを行い、世間の「犬」に対する理解を根底から上げていきたい!そう考えています。