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犬のしつけから学ぶ 子供の教育問題
私にできる事 ~どうぶつたちのレクイエム~

去る2007年5月17(木)~20(日)に日本ドッグトレーナー協会主催の写真展『ラストポートレート~この世に生を受けて』が開催されました。
写真展の模様、そしてご来場いただいた皆さまの声をご紹介させていただきます。
 
 
■著者 児玉 小枝(こだま さえ)氏からのメッセージ



『ラストポートレート~この世に生を受けて』は、今まさに命の炎が燃え尽きようとしていたどうぶつたちの、3組のポートレート(肖像)写真展です。

1組目は、家族の愛と懇親的な介護に見守られながら、天寿を全うしつつある子たちの最後の記念写真。
2組目は人間に捨てられ、暗く冷たいガス室の中で命を絶たれようとしている子たちの最期の肖像写真。
そしてもう1組は、人間に裏切られ殺処分対象となりながら、幸運にも最期の生きるチャンスを掴んだ子たちのフォトストーリー。彼らの運命の明暗を分けるのは、私たち人間の意識―。
 
3つのテーマの作品に写された子たちの置かれた現実や、それぞれの表情の違いを対比してご覧いただくことにより、どうぶつとともに暮らすことの意味を、責任を、問い直していただければ幸いです。
 
  
■ご来場者の皆さまの声

何も悪くない犬たちが処分されてしまう現状があり、心が痛くなりました。
そんな犬を作らないように自分にできることをしていきたいと思いました。
また、他の人にも伝えることができたらと思います。
(Mさん 女性)
 
本を読んでから来ました。
写真を見ていると、本に書かれていた文章が思い出されて、またうるうるしてしまいました。
殺処分について知らなかったので、すごくショックを受けました。
一匹でも多くのワンちゃんが幸せに暮らせる様、祈っています。
(Nさん 女性)
 
犬も人間同様に生まれた時から運命が決まっているのだろうか。
ペットとして飼われた場合は、多分に飼い主によって決められてしまうケースがほとんどだと思う。
そこには人間の都合で決まる要素が多いのでしょうが、人間の勝手さ、冷たさ、残酷さを見るようで、とてもむなしく悲しい現実があります。
一匹でも多く幸せな犬になれますように祈っております。
良い飼い主になれるよう努めます。
(Iさん 男性)
 
私の愛犬も、元は動物病院に捨てられていたのを引き取ったので、他人事ではない気持ちで一頭一頭の表情、姿を見ました。
犬も捨てられると精神的にショックを受けます。
それは人間と全く同じで、打ちひしがれて悲しげにこちらを見ている写真には涙が出そうでした。
ちなみにうちの愛犬が捨てられたのは推定5歳の時。
ポメラニアンなんですが、精神的なショックもあって全身の毛がなく、とても険しい目をしていたそうです。
犬も人間と同じ命なんだともっと多くの人に知ってほしいです。
そして、決して捨てないでほしいです。
(Hさん 女性)
 
何度も涙があふれてきました。
写真の犬達の眼は、とても純粋でにごりがなくて、悲しげで・・。
「かわいそう」と思うだけでは何も変わらないけれど、その気持ちで正直一杯になりました。
自分ができることはとても小さく、身近な事しかないけど、それでもやっていこうと思います。
今、飼っている犬達をいっぱいいっぱい愛して愛されて生きていきたいです。
(Iさん 女性)
 
 
■写真展が終わって・・
 
ご来場された方は皆さまそれぞれに思う所があったかと思いますが、多くの方が「私にできることは何だろう?」という感想をくださったことを、とてもうれしく感じました。
 
「私にできることは小さなことだけど・・」
 
それでも、いいんです。
まずはこの写真展にご来場いただいたように、目をそむけずに現実を見つめること、
このような現実があることをお友達に伝えたりblogに書いたりすること、
ご自分愛犬にきちんとしつけを行い、最期まで責任を持つこと、
そんな小さなことでも、不幸な犬を減らすことにつながるのです。
そして、今度犬を迎えたいと思った時には、里親になるという道も選択肢の一つに入れていただけたらと思います。
 
 
今回このコラムを「教育問題」の一つとして取り上げようと考えたのは、子供達にも見て考えてほしいと思ったから。
 
「死」「人が犬を殺す」ことがテーマの一つであることで、子供には早いのではないか、子供にショックを与えてしまうのではないか、と考える方もいらっしゃると思います。
でも、下で紹介する本には、子供達の感想もたくさん寄せられています。
その感想を読んで感じたのは、子供達は素直に現実を受け止め、「私にできる事」を考える力を持っているということ。
 
親子でいっしょに「私ができる事」を考えるきっかけにしていただけたらと思いました。
 
 
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■児玉小枝さんの活動について
・『どうぶつたちへのレクイエム
 著者:児玉小枝
今回の写真展の2組目のテーマの『どうぶつたちへのレクイエム』が写真集として発売されております。ここに写っている子たちは、もうこの世の中にはいません。いのちを絶たれていった犬達からのメッセージをどうか受け止めてあげてください。
 
・写真展『ラストポートレート~この世に生を受けて』
全国で巡回展示されています。
今回見逃してしまったという方も、ぜひスケジュールをご確認ください。
 http://www1.u-netsurf.ne.jp/~s-kodama/