

犬はもともと、寒さに非常に強い動物です。反面、暑さに対しては、人の想像をはるかに超えてとてもデリケートということをご存知ですか?
7月20日より、JALの国内線・国際線全便で「フレンチ・ブルドック」と「ブルドック」の機内預かりが中止されます。これは鼻の短い短頭種は、首の部分が圧迫されているため、体温調節や呼吸機能に問題がある場合が多く、輸送環境や犬の安全面を考慮しての判断です。
人間の場合、汗をかく、エアコンを工夫するなどの方法で簡単に体温調節できますが、犬はハァハァと呼吸を荒くする以外に、熱を体外に逃す方法がありません。また私たちは熱中症の前兆として、「気分が悪い」、「めまいがする」などを感じますが、犬の場合はサインがなく、気付いたときには、すでに症状が進行してしまっていることも多いのです。
炎天下、車内で愛犬を長時間待たせるなんて論外ですが、実は家の中にも危険がいっぱい。たとえば、冷房の効いた涼しい部屋に置いていたはずなのに、帰って来たらエアコンが壊れてしまっていて、犬が熱中症になっていたなんていう話も・・。
夏場、室内でのお留守番は、特にこんな点に注意しましょう!
・犬がいる場所に、直射日光は当たらないか?
・留守中、室内の温度はどのくらいになっているか?
・脱水症状にならぬよう、新鮮な水がたっぷりと用意されているか?
「たかが熱中症・・」と過信せず、愛犬の小さなサインも見逃さずにいてあげたいですね。
これから迎える本格的な夏を前に、普段から犬の体に触って、体温チェックすることを習慣づけておきましょう。