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犬のしつけから学ぶ 子供の教育問題
早期教育のワナ?

世界中で過熱している「早期教育」ブーム。
NEWSWEEK の「0歳からの教育」はベストセラーと言ってもよい程の人気ですね。
日本でも赤ちゃん向けの知育玩具やDVD、健康食品、習い事など、どんどんと過熱の一途をたどっています。
 
赤ちゃん期?幼少期?にどんな経験をするかで性格も変わってきます。
だからこそ「早期教育」に熱心になる訳ですが、
 
  果たしてそうした「教育」は効果があるだろうか?
  どうやら私たちは、子供たちを誤った方向に刺激しているのではないか?
 
世界の様々なニュースを取り上げている COURRiER Japon という雑誌で興味深い特集がありました。

COURRiER Japon
[クーリエ・ジャポン]

 
 
確かに知育玩具や知育DVDに釘付けになる赤ちゃんを見ると、効果があるように思えてしまいます。
でも、この特集が警告しているのは、子供に「何を与えるか?」ではなく「どう関わりあうか?」が大切だということ。
 
特集内でこのようなタイトルが目を引きました。
 
  赤ん坊は同じものを何度もつかむ。
  それは自分なりの「実験」なのだ
 
赤ちゃんの脳は常に新しい刺激を求めています。
赤ちゃんはすぐに口に物を入れたり、においを嗅いだり、声に出してみたり(何を言っているかはまだわかりませんが)、いろんなことを試して、五感を磨いているのですね。
 
それは特別な玩具やDVDではなく、身の回りにあるものや家族との触れ合いの中から得られるのです。
例えば、赤ちゃんが紙を手にとったら、「それは紙というんだよ」と声をかけ、くしゃくしゃと丸めたり折ったりする手触りや音を感じさせる、そんな日常生活のヒトコマが赤ちゃんにとってすばらしい刺激となるのです。
また、自分がやったことで「お母さんが笑ってくれた」というだけで、それが「いいこと」と学んでいく力をもう既に持っているのです!
 
 
犬のようちえん』のお客様の中でも小さいお子さんがいらっしゃる方もいらっしゃいますが、よく「犬のしつけと子供のしつけは同じですね。」と言われます。
犬と人とで教えることはもちろん違いますが、
 
危ないから「ダメ」と言ってやらせないのではなく、いっしょに遊んだり勉強したりすることで五感も発達し良し悪しの区別も覚えていく、だからこそ教える側の一貫性が大切。
  
といった「子育ての考え方」が同じだとおっしゃる方がいらっしゃいました。
当初は「子供の情操教育のために犬を」と思っていたのに、案外お母様が自身の子育てを見つめ直すよいきっかけになっていたのかもしれませんね。
 
ドッグトレーナーである私は、このご意見を聞いて、逆に人間の子育てを学びたいと思いこの雑誌を手にしたのでした。