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海外のしつけ事情
[NY情報] マンハッタンのデイケア事情

先日、ニューヨークにある犬のデイ・ケアセンター BISCUITS&BATH へ視察に行ってきました。
  
BISCUITS&BATH はアメリカにおける犬のデイケアとトレーニングの草分け的存在。
私が訪れた期間は、平日・土日に関わらず、小型、中・大型犬がそれぞれ30~40頭ほど来ていました。「BISCUITS&BATH」はマンハッタン周辺に全部で6店舗あり、デイケアを利用する市民の多さにも驚きました。
 
マンハッタンの街を歩いていると、ビジネスマンが犬を連れて会社に出勤したり、昼休みに散歩へ連れ出す姿をよく見かけます。
日本で犬の散歩といえば、主婦が家事の合間におこなったり、老夫婦が健康のために共に歩いたり…、というイメージですから、ここにも「犬をひとりにさせない」という飼い主の意識の高さがうかがえます。
デイケアを利用する方が多いのも、そういった背景があるように感じました。
  
ここにやって来た犬たちは、自由に動き回れる「ドギージム」というスペースで他の犬と遊んだり、くつろいだりしています。しかしデイケアに通園するために、厳しい審査があります。ワクチン接種や避妊・去勢手術が済んでいるのはもちろんのこと、他の犬への攻撃性がないことや、基本的なトレーニングができているなど、様々なチェック項目が設けられています。
 
「もし、この審査基準をそのまま日本に持ち込んだら・・」 おそらく半数以上の犬たちは不合格になってしまうでしょう。
移民の街ニューヨークには、アジア系やスパニッシュ系など、様々な飼い主さんたちがいますが、犬の安全や健康面などすべてにおいて「飼い主の自己責任」が徹底しています。
 
また、よく先進国に比べて日本のペット業界は遅れているといわれていますが、衛生管理においては東京の方が徹底されているような印象を受けました。実は、私がこの施設を訪れたのは10年ぶりでしたが、ニオイがきつかったり排泄物がすぐに処理されていないなど、以前よりも環境が悪くなっているような気がしました。
 
自立した飼い主さんを増やし、しつけに対する意識を高めていくこと。
また、より衛生面に気を配っていくこと。
これらを両立することができれば、おそらく日本のペット業界も今よりもっと良くなっていくのではないでしょうか?