


7月に発売された詩集「求めない(加島祥造 著)」。
読者の7割が女性といわれ、現在までに26万部を発行したベストセラーです。
求めない―すると…
で始まる短編の詩が100編ほど収められており、現代人の心を癒しています。
たとえば、ほんの3分という短い間でも、私たちは色々なものを求めてしまっていることに気がつきます。
テレビに出てくるような、立派な家に住めたら・・
夫が家事にもっと協力的だったらいいのに・・
他人と比較したり、相手に過度な期待を寄せてしまうことで、自分らしく生きることを難しくしているのではないでしょうか。
求めない―
すると
君に求めない人は
君と共にいる
この一編を読んで、私は愛犬との関係を思い浮かべました。
もっとお行儀よくしてほしいという思いから、時に感情的な接し方をしていないだろうか・・?
忙しさにかまけて、十分なコミニュケーションをとることなく、犬から与えられることばかりを期待していた自分。犬はどんな気持ちで私といっしょにいてくれたのでしょうか。
人間は本質的に、欲を捨てることは無理なのかも知れません。むしろ、こうなりたい!という願いがあるからこそ、向上できるのだと思います。迷ったり、苦しくなった時は、「求めない」と自分にささやくだけで、ふっと心が軽くなるような気がしました。
★ 今までご紹介した本の一覧はこちら (powered by Amazon.co.jp)