

最近はテレビや雑誌などで、芸能人の愛犬紹介を見る機会があります。
セレブ女優が上品そうなダックスフンドを連れて歩いていたり、体力自慢の俳優が元気いっぱいのジャック・ラッセル・テリアと走っていたり…。よく「犬は飼い主に似る」なんて言いますが、まさにその通りだなーと思います。
私たちの身近な人たちを思い浮かべてみても、そうですよね。
たとえば、社交的なトイプードルの飼い主さんがおしゃべり好きだったり、とっても甘えん坊のチワワは飼い主さんも犬にべったりの関係だったり…。犬種や外見的な特徴に限らず、時に愛犬が飼い主の性格をそのままうつし出してしまこともあるから不思議です。
先日ある飼い主さんから、こんなお話を聞きました。
その方の愛犬は散歩中に他の犬と出会ったときに、相手が「遊ぼうよ!」といくらしっぽを振って寄ってきても、初めはとても嫌がる素振りをするそうです。それでも懲りずにちょっかいを出してきたり、ニオイをかいでくる子にだけうち解けて、元気いっぱい遊び始めるのだそう。(飼い主さんいわく、「あまりの変貌ぶりに、たまに相手の犬がひいてしまうほど」だそう)
「うちの犬って、ちょっと変わっているのでしょうか?」と不思議そうにされていましたが、トンデモナイ! 本人はお気づきかどうかわかりませんが、これこそこの飼い主さんの性格そのまんまなのです。
実は以前から、私もこの飼い主さんとお話している最中に、なかなか本心を語ってくれないなーとか、相手の反応をうかがいながら言葉を選んでいるなー、という印象を受けることがありました。けれど犬のしつけについてカウンセリングを続け、信頼関係を築いていくうちに「この人って、こんなによくしゃべる人だったの?」とビックリするほど、いろいろな質問が飛び出すようになりました。
見た目や性格だけでなく、コミニュケーションのとり方まで似てきてしまうとは、まさに「愛犬は飼い主をうつす鏡」ですよね。
「うちの子って、どうしてこんなことをするのかしら?」と不思議に思ったら、まずはご自身の性格や日頃の行動を振り返ってみるのも良いかもしれません。きっともう頭ごなしには愛犬を叱ったりできなくなるのでは?