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子犬のしつけがうまくいく ちょっとしたコツ
目指せ!犬の気持ちがわかる飼い主さん

今回は私がドッグトレーナーになってまもなく担当した、生後7ヶ月のトイプードルについてのお話です。
 
このトイプードル、1番のお悩みは「吠え」でした。
 
少し物音がしただけで「ワン!」、自宅に知らない人が来たら「ワン!ワン!」、散歩中に他の犬と会ったら「ワン!ワン!ワン!」。
一日中ほとんど吠えっぱなしで、飼い主さんも気が休まらないとのことでした。
 
知らない人や犬、人には聞こえないような小さな音まで何でもコワいと感じてしまっていたので、まず『犬のようちえん』に来て最初の1ヶ月は、社会化をやり直すことから始めました。いろいろな場所へ連れて行き、たくさんの人や犬、音に触れさせることで、だんだんと自信をつけさせていきました。
 
犬自身に少しずつ進歩が見られるようになったものの、飼い主さんは「うちの子、また吠えるんじゃないかしら?」と常にビクビクしたまま。これでは犬と飼い主さんの間の信頼関係は築けませんよね。
 
まずこの飼い主さんには、「どうして犬が吠えたのか?」ということを、犬の気持ちになって理解してもらうところから始めました。
 
たとえば、宅配便屋さんが来たときに吠えてしまった場合・・・。
これまでは「どうして吠えるの!!」と怒ってしまっていたそうですが、「知らない人が来てこわかったんだね。でも大丈夫だよ」とやさいい声をかけてあげることで、飼い主さんのイライラした気持ちもおさまったそうです。
 
また犬も、飼い主さんが自分の気持ちを理解してくれたことで、「この人のそばにいれば安心」と思えるようになり、家でも少しずつ吠える回数が減ってきました。
 
始終イライラしていた飼い主さんも、トレーニングが終わりの頃には「うちの子って、おしゃべりなのよね」とか「すぐビックリするんだから~」など、余裕を持って接することができるようになるにつれ、犬にも落ち着いた態度がみられるようになってきました。

「犬の気持ちを理解しよう!」と飼い主さんに日頃の接し方を見直していただくことが、問題解決の糸口になることを改めて教えられました。