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犬と一緒だから気づいた!環境問題
エチゼンクラゲの大襲来

以前ニュースで、石川県沖の定置網に掛かったエチゼンクラゲの写真を見ました。
最大直径2メートル・体重200キロ、数百匹のうす茶色の巨体が網の中でひしめく姿は、まるで大きなバルーンが浮遊しているような異様な光景でした。
 
2002年より、盛漁期の日本海ではエチゼンクラゲによる漁業被害が後を絶ちません。
かつてエチゼンクラゲの襲来は数十年に1度の珍事とされていましたが、近年はしきりに起こっていて「漁をしても獲れるのはエチゼンクラゲばかり」「大量に獲れすぎて底引き網が破れた」など、猟師たちはエチゼンクラゲを「海の悪魔」と忌み嫌います。
 
 「エチゼンクラゲの大襲来」。その背景にあるものは一体なんでしょう?
 
原因としては、海の環境の変化が真っ先にあげられます。
中国のめざましい経済発展の裏で海が汚染され、クラゲのエサとなるプランクトンの増加が繁殖の好条件となり、その結果大量のクラゲが日本海に流れ込んだという見方が一般的です。
 
とはいえ、環境汚染の責任を中国だけに押し付けるのには疑問が残ります。
今や中国は「世界の工場」として経済の一端を担っている以上、公害についても国を超えた取り組みが必要です。
 
エチゼンクラゲの大襲来は、人の営みが自然を変え、海のバランスを壊してしまったという海からのメッセージなのかも知れません。政治や経済だけでなく、環境にもグローバルな視点が求められていることを改めて教えられました。