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Dog-ism♪
「象はポケットに入れるな!」

今回ご紹介する本は、『象はポケットに入れるな!』
 
主人公マークの悩みは、やるべきことが多いのに時間が足りないこと。
新しい仕事のことや家族や友人のこと、自分自身のことなど様々な問題にストレスを抱え、押しつぶされそうになっていました。
 
そんなある日、忙しい仕事の合間をぬって妻と子どもと出かけたサーカスで、ひとりの男性と出会います。
 
  「象でジャグリングしようとするかのように、なんでもうまくこなそうなんて無理ですよ」
 
という、彼の職業はリングマスター(※)。
※欧米のサーカスの舞台は3つの演技が同時進行されていて、それを観客に飽きさせることなく見せるのが、リングマスターの仕事です。
 
日常生活を3つのリングがあるサーカスに例えて、「仕事」「人間関係」「自分自身」の舞台で、人生をより良くする方法を教えてくれます。
 
私たちも仕事に専念したいときは、つい家族で過ごす時間をおろそかにしてしまったり、運動不足の言い訳を仕事に求めてしまったり…なんてことありませんか?
洞察力に富んだ彼の話に引き込まれるにつれ、マークは日々のスケジュールに追われながらすべてを完璧にこなそうとキリキリしていた自分に気付かされます。
 
また、トラの調教師のこんなエピソードも印象的でした。
 
 「トラがいい演技をしたらかならず積極的にほめ、
  いい演技ができなかったらかならず前向きなフィードバックをする」
 
ここでは親子間や上司や部下の関係においても、ほめたりフィードバックすることで相手の意欲を高めることができる、という例で使われていますが、これは「犬のトレーニング」と全く同じ!!
 
サーカスから学ぶ「時間管理法」。
この本は仕事の優先順位やライフバランスに気を配ることで、周囲に振り回されることなく、自分がリングマスターとして人生の舵取りをしていけるということを教えてくれているような気がしました。
また読後は、これまで頭を悩ませていた様々な問題に対しても目標がはっきり見えてきて、解決するためのエネルギーがわいてくるから不思議です。
 
忙しい現代人にこそ読んで欲しい1冊です。
 
 


象はポケットに入れるな!

著者:トッド・ミュージグ、ジョーンズ・ロフリン
 
 
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