

「犬のしつけいえばドイツ!」と、以前からDog-ismでもご紹介しておりますが、
今回は、またまたそんなドイツから学ぶ「犬と共存できる社会」についてお話します。
私がドイツに留学したときに、犬がとても多く、
しかもしつけが行き届いている犬ばかりだったことにとても感心しました。
「ドイツの犬はなぜ幸せか」という本を読んで、その理由が少しわかりました。

『ドイツの犬はなぜ幸せか』/グレーフェ アヤ子 著
甘えん坊で寂しがりや、頭はいいけれど気分やさん。
著者の愛犬ボニーちゃん(シェパードとコリーのMIX)が日常生活で感じた
ことを、犬目線で綴っているのが本書です。
自分がボニーちゃんの飼い主になっている気分で、犬と一緒に生活をすること
のすばらしさや苦労を、感じることができます。
本書を読んで、日本とドイツの犬に対する意識の違いに驚かされました。
日本では、ようやく盲導犬や聴導犬などが電車にのる場面を目にするようにな
りました。
一方ドイツでは・・・
当たり前のように犬が電車に乗り込んできます。もちろん、周りの乗客は驚く
様子もありません。
電車に乗るときは券売機で犬料金を払います(大人の半額。子どもと同料金)

また、大学の講義にも時々犬を連れてくる生徒がいます。
レストランやビアガーデンに出入りするのもあたりまえ。
一部出入り禁止の店もありますが、ほとんどのレストランで犬の同伴が許されます。
格式が高いレストランほど犬に対して寛容で、親切だというのも驚きます。
日本とまったく正反対ですね。
本書を読むと、ドイツは犬にやさしい社会であり、自然によい犬が育つような
環境が整っているということがわかります。
ドイツの国民が犬に対して寛容なのは、トレーニングがきちんとできているの
が当たり前の社会だから。
もちろん、飼い主には厳しい義務も課せられています。
犬を飼うすべての飼い主の意識が高まれば、日本も今よりもっと犬に優しい社
会になることでしょう。
日本でも、犬用の切符を買って電車に乗る日がくるかもしれませんね!